PS2に関しては、あまり詳しくないのですが令和5年に購入した時の記録となります。SCPH-30000の本体2台となります。まず分解して基板を眺めてみます。
おや?基板の色やパーツも違う部分があるようです。それでは電源の方も確認したいと思います。
はて?こちらも違いますね。右側の方がしっかりとした豪華なつくりになっています。今回なぜ分解したかと言いますと2台中1台のPS2の電源が入らなかったのです。
<原因は何故だろうか?>という事で分解してみました。もう少し詳しく見ていきましょう。左側の電源ユニットに関してです。
上記画像の赤い矢印2箇所の電解コンデンサに注目してみて下さい。
拡大してみましょう。
2001年~2002年頃でしょうか?PCを中心に電解コンデンサ不良問題が発生して多くのPCが壊れた時の事を憶えていらっしゃいますでしょうか。SCPH-30000も2001年発売ののち2002年に価格改定という値下げがあったと記録されています。恐らくその時の影響だと思われます。この2001年頃のLelon製に問題があるのでは?と考えています。交換して使用も考えましたが、動作している値下げ前の電源の方が豪華なつくりになります。今回は、こちらの電源に交換して使用する事となりました。
電源については同じ型番になりますので互換性等の問題はないようです。現在も元気に動作しております。
2023年ですから22年は動作している事となり、このゲーム機も名機のひとつになりますね。22年動作するという事に加えもPlayStation1&PlayStation2のソフトウェアも動作しますから(^_-)-☆
<補足になります>
このSCPH-30000はフリーズをしやすい機種でもあります。放熱シリコンゴムシートの劣化が主な原因と考えております。特に右側の小さい放熱シリコンゴムシートは石のように固くなり放熱の役割を果たしていないので早急に交換した方が良いと思われます。大きな方も経年劣化で放熱するには不十分な可能性も考えられます。こちらの製品で代用しました。uxcell 熱伝導シート 放熱パッド 熱伝導性パッド 柔軟 CPU冷却用 100mm x100mm x1mmヒートシンク クールブルー 2枚入り
石のように固くなり放熱の役割をしていない放熱シリコンシートはこの部分となります。
spindle driver (BA6664FM) Driver IC for CD / CD-ROM (BA5815FM)
読み込みや回転制御に関する部分なので放熱不足となりますと、この部品が壊れてしまいディスク関連が全く使えなくなりますのでご注意下さい。令和5年のPS2ですが元気ですね~(・ω・)
まだまだ元気に動作してくれる予感がするのは私だけでしょうか(^。^)y-.。o○
皆さんはどうお感じになりますか?
それでは、この記事を終わりにしたいと思います。