えふでぃの備忘録

電子工作・レトロ・ゲーム・園芸やってます

しょんぼりスタックチャン???

今回も3Dプリンター出力サービスの記録です

前回、フロッピーディスククリーニングツールの記録という記事を書きました。公開されているSTLファイルを出力サービスに発注すると、破損リスクや変形のリスクを許容できますか?というケースに遭遇する事があります。この部分は自己所有する3Dプリンターで出力する事が想定されている部分と発注先の基準に関係があるようです。これ以外にも経験したことを書いてみたいと思います。前回の記事は下記リンクです。

dxpc98fdd.hatenadiary.com

出力サービスでは作品が少しだけ大きめに出力される傾向があるように思います。今回、違うパターンがありましたので備忘録として記録しておきます。フロッピーディスククリーニングツールと同時期に出力サービスに発注したToshi Nakamachi氏のスタックチャンのフィギュアです。

www.thingiverse.com

PrusaSlicerを使ってEnder3Proで作成した場合ということで公開されています。

*1 PrusaSlicerはオープンソース3Dプリンター用スライサーソフトウェア

*2 Ender3Proは3Dプリンター

このスタックチャンのSTLファイルを出力サービスに発注します。

*足部を顔部にハメ込む際にキツいかもしれないので球体部分を強く押し込み破損に気を付ける事

上記の注意点が書かれています。発注する時に少し大きめに出力されるのでハメ込みの時に破損するかも?と少し気になっていました。画像付きでどんな感じだったか書いていきます。

しょんぼりスタックチャン No.1

しょんぼりスタックチャン No.2

そうなんですよ。しょんぼりした感じがとてもカワイイですね!

でも!そこの奥さんそれ違いますよ!

次の画像にいきます。

足部と顔部

画像ですぐに理解できると思いますが、とても緩いのです。出力された作品としては非常に素晴らしく綺麗に仕上がっています。しかし、足部と顔部のハメ込みがスポッ!スポッ!っと緩い。想定外の出来事です。ハメ込みが出来ないかも?と思っていたら、その逆パターンだったといういう訳です。今回どうしてこのような感じになったか考えてみました。発注する時に「研磨をどうするか?」という部分があります。恐らくこの部分が影響していると思われます。画像の赤矢印の足部の球体を研磨及び頭部の内部も研磨という事で摩擦係数が少なくなった(滑りやすい状態)のだと考えられます。このケースは緩い部分に何か詰め物のようなもので解決していこうと思います。

 

内容としては非常に薄い内容ですが、出力サービスを利用する時に作品が大きめに出来るという訳ではない、逆のパターンもあるよという事を書いておきます。