えふでぃの備忘録

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3DO REAL FZ-10 波形と動作&失敗と成功

今回は3DO REAL FZ-10の波形を計測したいという目的でした。意外な結末が待っているお話となります。此方が3DO REAL FZ-10の本体を分解した画像となります。かなり汚れておりました。

まず波形を計測するポイントはどこなのか?TechWikiで調査する事になりました。ここも修理の先輩ふみぞう氏に何回も質問する事になります。

いつもありがとうございます。

Panasonic 3DO FZ-10 - TechWiki

RF信号はTP720と書いてあります。IC720(AN8803NSB)の7番と10番でも良いとの事で、ふみぞう氏のアドバイスでIC720を使わず、その近辺で計測しようというお話になりました。IC720(AN8803NSB)は下記画像になります。ところが場所が悪くて計測できません。TP720がどこなのか見つけられないのです。TechWikiに英語版のサービスマニュアルがあります。

そこを詳しく閲覧していますと、

なんと!!本体の底面がTP720になっていまして、ここが計測するポイントでした。

赤い矢印になります。これは、ふみぞう先輩も「えっ?」という反応でした。私もPCエンジンDUOの事を憶えていましたので底面なのか??という反応でした。お互いにコレはどうするの?という事になります。

分解の過程で電源の状況も確認してみました。スイッチの部分の端子が黒く汚れていましたので汚れを落としました。真っ黒になるものですね。メーカーでは電解コンデンサの寿命は約10年と書かれています。本来なら交換する時期ですね。状態が良さそうに見えましたのでこのままにしておきました。※ここが間違いになります

前回登場のオシロスコープを使用して波形を計測してみましたが、

うまく計測できません。

dxpc98fdd.hatenadiary.com

そして本体がゲームを読み込まなくなります。英語版サービスマニュアルに基づいて、ピックアップレンズ周りを分解します。サービスマニュアルを閲覧していますと歯車が故障の原因になりそうです。ここでセラグリスの出番になります。ベタベタにつけすぎるとピックアップレンズの動作に支障が出ますので少量しか使用しません。ここで再組み立てをしますと「美少女戦士セーラームーンS」がしっかりと安定動作しています。本体は特に問題ないようで元気に動作しています。

そこで波形を観測しようとして気付いたことは、そもそも「電解コンデンサを交換してからじゃないと波形の調整できないよね!」というふみぞう氏のお話です。私も思い出しました!

dxpc98fdd.hatenadiary.com

自分で修理した時のPC98のCD-ROMユニットパックの話です。これは海外の方から電解コンデンサの交換のみでレーザー調整はしない方がいいというアドバイスで実行して修理が成功した例です。中古のオシロスコープを購入して、その事ばかりに気になっていましたので、すっかり忘れていたのです。波形の計測は失敗し動作に関しては成功という状況になってしましました。ネットの情報では歯車の消耗で動作しない本体もあるようです。追記として将来考えられる改造です。

github.com

USBTO3DO-FZ10というGitHubの改造方法です。最終的にGitHubRaspberry Pi Picoで解決というケース多いですよね。今回は本体の調子が好調なので波形のお話は電解コンデンサ交換後のお話になると思います。今回の勝負は引き分けになりました。

いつも使用しているグリスはセラグリHG87099です。