えふでぃの備忘録

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令和5年のSCSIボードの現状

令和5年のPC-9800シリーズのCバスSCSIボードの現状です。皆さんは、このような黒いカバーに記憶はありませんか?昔は使用している人も多かったと思います。令和5年、この黒いカバーが気になって剥がしてみる事にします。

現状は下記のような画像になります。ヌルヌルとベタベタですね。

コレが原因の不具合というのも考えられますのでお掃除をしましょう。

私が使用したものは基板にも使える下記製品です。ご存じの方も多いはず。KURE(呉工業) エレクトロニッククリーナー (380ml) 電気・電子パーツクリーナー [ 品番 ] 3012 [HTRC2.1]でかなり綺麗に拭き取る事が出来ました。

 

 

このSCSIボードはSCSIエミュレーション「Ardscsino」で、私の主戦力となってくれたCバスのSCSIボードです。実はこれで記事終わりません。

もう一度ボードを確認してみましょう。

上記の青い矢印をご覧下さい。4つのアルミ電解コンデンサ(表面実装形)

気になりますので取り外してみる事にしました。

これはアルミ電解コンデンサから液漏れして、乾いて粉状に変化しております。今後もSCSIエミュレーションとして使用するには交換が必要になってきます。本体も電解コンデンサは全部交換。電源ユニットも電解コンデンサは全部交換。

と言われる令和5年となりますが、、、

「Cバスよ!お前もか!」

という事で、古い実機を使い続けるという事は、なかなか大変な時代になった令和5年でございました。国宝や重要文化財も維持費や修繕費等とても大変なのですが、レトロPCも同じ領域になってきました。