今回はPC98の子供の頃の同人ゲームの思い出について書いてみたいと思います。これはKUNI-SOFTさんのMOBILE DELIVERYというソフトになります。
フロッピーディスクを入れて起動します。MBDを入力でゲームを起動します。READを入力でドキュメントファイルを閲覧することが出来ます。まずMBDで起動しますと、東京電機大学公認サークルではなく東京電機非公認サークルと書かれた表示がされます。非の部分が非常に薄く表示されていて子供の時は友人と「非って何だろ?」という場面から話がはじまりました。
※ドキュメントファイルもこのゲームの制作者の方々の様々な制作の記録や感想が書いてありまして、それを読むのも楽しかった記憶が残っています。この非公認については、ピクシブ百科事典さんを見て頂きますと「なるほど!」というようなお話になりますので、ご存じない方は下記をご覧下さい。
それではゲーム内容のお話になります。STAGE 1では「公園に遠足に行った子供の所へお弁当を届けてくれ!」というお話なのですが、友人と「遠足の弁当なくても大丈夫じゃないか?」や「友達に貰えばいい」そして「コンビニあるよ?」と子供の時は、そのような話をした記憶があります。しかし、令和5年にこの作品を考えてみますと、これは子供を心配する母心という事は容易に理解できる訳です。そもそも考える必要もない話になります。一般的な事を子供達はわからなかったというお話です。
この作品は軽快かつノリのいい音楽がゲームをやる気にさせる作品であると同時に、なんとPC98でポリゴン!アクションゲームがあまり得意じゃなかったPC98にポリゴン!これは正直驚きました。友人もとても驚いていました。この時期のポリゴンと言えばゲーム機でも本格的に採用されていく時期だったと思います。しかもスペックが少し低いPCを使用しても速度が少し遅くなる程度で動作していたという事が衝撃的でした。ヌルッと動くけれどスピード感も感じられる作品です。スペックが高いPCなら更に面白かったと思います。
下記画像はステージのSTART~GOALまでポリゴンで表示されて画面上部から画面下部に流れるポリゴン!頭の中でGOALまでの地形を記憶します。青→加速 緑→ジャンプ 赤→減速というようなマスがあり時間内にGOALするゲームになります。
この時代のPC98でポリゴン!しかも面白い!友人とお互いに交代で競っていた事を思い出します。私のフロッピーディスクの記録によると、SCOREは4-3で友人は3-2が限界だったようです。クリアしたのかは残念ながら記憶に残っておりません。難易度も高めだったように思います。
そこで令和5年に更なる調査をしました。私より先輩世代の方でしょうね。この作品に関して的確な表現で解説されているSOUND CODE:00さんの記事を興味がある方はご覧ください。レトロ関連は年々情報が減っていく傾向があります。しっかりとした情報が残っている事はとても大事な事だと改めて思うのでした。しかし、同人ソフトウェアの方々の技術の高さに驚いた少年時代でしたねぇ。市販のソフトウェアだけでなく同人ソフトウェアにも興味をもつ少年時代でした。TAKERU利用率も高かった少年時代はお金がない事も同時に思い出されるのでした
余計な事思い出したなぁ(^_^;)