えふでぃの備忘録

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SCSIエミュレータについて考えてみる

新たに「ArdSCSino Plus」という面白い同人ハードがtomo氏より頒布されています。BluePillの上位となるBlackPillに変更になり追加機能がMO専用モードとしてカードスロットが追加されている同人ハードになっているとの事です。私が2022年のMI68に初めて参加させて頂いた時にBlackPillはzato氏から「こんなものもあるんだよ」という事で見せて頂いた事を覚えています。「これ(BlackPill)は動作するかなぁ?」という感じでした。そのBlackPillが動作するようになり面白い機能が追加され新しい時代になった感じでしょうか。

※1.ArdSCSino-STM32とF4-BlueSCSIという部分も取り入れられているそうです。

ArdSCSino-STM32

github.com

F4-BlueSCSI

github.com

「ArdSCSino-STM32」+「F4-BlueSCSI」→「ArdSCSino Plus」

tomoretropc.blogspot.com

ArdSCSino PlusはBOOTHで頒布されています

tomoretro.booth.pm

twitter上ではBlueSCSI V2という同人ハードに関する動作報告も出てきています。RP2040開発ボードを使用して「ZuluSCSI」をフォークして「SCSI2SD V6」も含まれているとの事です。自作も可能ですが部品の実装する難易度が高いです。こちらはヤフオクでも出品されています。

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私が動作報告していたBlueSCSI V1になります。こちらもヤフオクにて販売を許可されている方が出品しています。私の場合は自作になり、先日になりますがV1.1-20230708という最新のファームウェアが公開されました。

github.com

例えばPC98で使用する場合を考えるとシエル氏よりPC98のSCSIは「カオス」という事をお聞きしていまして、BlueSCSI V1の状態ではPC98では動作するSCSIボードは多くはないと思われます。これをArdSCSinoカスタムバージョン版にすると動作するSCSIボードが大幅に増えるという状況になっているとの事です。twitter上ではBlueSCSI V2ではV1で動作しなかったSCSIボードで動作している部分もあります。(逆に動作しなくなったSCSIボードもあるかもしれない)長々と書きましたが、動作するSCSIボードの報告は少なめで国内外の同人ハードは増えてきている感じでしょうか。BlueSCSI V1ではBluePillにST-LINK Utilityでファームウェアを書き込む時に「0x414/Rev Z」と識別されるものは動作不安定でした。海外通販で別々に6個購入し「0x414/Rev Z」と表示されるものは1個でしたが、現在はどんな感じなのか気になるところです。SCSIエミュレータおまけ部員はこの分野で少し混乱してきました。情報は閲覧していますけどSCSIエミュレータがよくわからなくなってきました(;^_^A

選択肢がたくさんある事は良い事なのですがどれにしよう??迷います。私の場合はRaSCSIも所有しているので「双璧のSCSIエミュレータ」で満足感が出てきてしまっている感じです。うーん困った_(┐「ε:)_

※参考画像 0x414/Rev Zの画像がありませんでしたので識別される時の他の画像になります。下記画像の0x410/Rev Xに関しては正常に動作していました。ただ長期間の使用はしていません。

7/19追記 「ArdSCSino Plus」に関してtomo氏より貴重な情報が追加されました

tomoretropc.blogspot.com

※この記事の注意点として修正・追記の可能性があります。頭の整理のような感じです